能研OB会の皆様へ。 OB会主催観劇会を下記の通り催します。 第1回能研OB会観劇会 9月21日(土)PM4:30 国立劇場小劇場にて <演目>文楽「神霊矢口渡《「夏祭浪花鑑《 参加費用 4,640円 参加ご希望の方は、 7月31日(水)までに、 吉成へ、メールにてご連絡下さい。 ご質問、ご希望などもどしどしお寄せ下さい。  福内鬼外=作 「神霊矢口渡《(しんれいやぐちのわたし)  頓兵衛内の段   豊竹十九大夫 鶴沢清治  お舟=桐竹紋寿 頓兵衛=吉田文吾 ほか  並木千柳・三好松洛・竹田小出雲=作 「夏祭浪花鑑《(なつまつりなにわかがみ)  住吉鳥居前の段   竹本三輪大夫 鶴沢清友  内本町道具屋の段   竹本伊達大夫 豊沢富助  釣船三婦内の段   竹本住大夫 野沢錦糸  長町裏の段   豊竹松香大夫 竹本千歳大夫 鶴沢寛治  団七九郎兵衛=吉田玉女 義平次=吉田簑太郎  釣船三婦=吉田玉幸 お梶=桐竹一暢  徳兵衛=吉田玉輝 お辰=吉田簑助 ほか あらすじ 「神霊矢口渡《 福内鬼外(平賀源内)=作の時代物。 惚れた男を助けようとして、渡し守の娘お舟が父親に斬られながらも命がけで合図の太鼓を叩くという、クライマックスの場面のみを上演。 頓兵衛は徹底した悪役なのが珍しい。お舟が櫓に昇るところは八百屋お七のバリエーション。 「夏祭浪花鑑《 並木千柳・三好松洛・竹田小出雲=作の世話物で、夏狂言といえばこれ、というくらい季節感のある出し物。 団七九郎兵衛、一寸徳兵衛、釣船三婦の三人はお互いを男と認め合って義兄弟の契りを交わすが、団七はやむにやまれぬ義理で舅の義平次を殺すはめになる、という話。 団七と徳兵衛が互いの意気地で達引(たてひき=けんか)となる住吉の段、お辰が男に負けぬ意地を見せて焼き鏝を顔に当てる三婦内(さぶうち)の段、祭りの最高潮を背景に、舅殺しという陰惨な場面をビジュアルに描ききった長町裏の段など、見どころが多い。