シンデレラのプレゼント

少し前までなら考えられなかった。1人で入るにはちょっと勇気の要るお店。
しかし必要にかられて少女は緊張しながらもそのドアを開けた。
それが運命のドアだとはその時は気付かずに。

「いらっしゃいませ」
広い店内とゆったりとしたスペースを使って並べられている高価な洋服達。
アンジェリークは少し…いや、かなり気後れしながら、きょろきょろと店内を見回した。
少しの間アンジェリークは1人で見て回っていたが、その様子が心許なかったのだろうか、
この店に相応しい品のある女性が声をかけてくれた。
「何をお探しでしょう?
 よろしければご希望のものをお探ししますよ」
「あ…パーティードレスを…」
アンジェリークはほっとした顔で頷く。
普通のブティックで見ている時は放っておいてくれた方が嬉しいのだが、
正直慣れない店ではアドバイザーが欲しかった。
当てにしていた親友は急な用事で来られなくなってしまった。

(パパが元凶なんだから本当ならパパが一緒に来てくれてもいいのに)
アンジェリークは内心頬を膨らませる。
(でも…仕事、忙しいなら仕方ないしね)
アンジェリークの父親は少し前までは中小企業の社長だった。
時代の流れに合っていたのか、情報関係の会社の中でも彼の企業の開発が大当たりし、
一躍トップ企業の社長である。今までとは少し環境が変わってしまった。
こうやってパーティードレスが必要になったりもする。
本来は父親と同伴するのは母親のはずだがもう何年も前に他界してしまっている。
結果、アンジェリークが出席することになった。


「珍しい客だな」
店の奥の部屋から出てきた長身の青年はそんな感想を述べながら呟いた。
隣にはこの店を任せている有能な店長。
「あら、あのくらいのお客様向けのものもありますわよ?」
ご存じなくて?と微笑むロザリアに彼は肩を竦めた。
「子供が1人で来るようなのは珍しいって思ってな」
「ええ…そう言えばそうですわね」
大抵は親と一緒か、年上の恋人と一緒に来るケースである。
「面白い…」
そう呟くと彼はロザリアが止めるよりも早く目標物へ向かって歩き始めた。


「どう選んでいいものか…困ってたんです。
 見立ててもらっても良いですか?」
アンジェリークは助かったとばかりにふわりと微笑んだ。
「俺が見立ててやろうか?」
「…え…?」
突然声をかけられてアンジェリークも彼女と話していた店員も驚いたように振り返る。
そして女性はロザリアに答えを求めるように声をかける。
「店長…」
ロザリアはふっと小さく溜め息吐いた後、頷いた。
「貴女には今日届いた商品を出してきてもらいたいの。
 良いかしら?」
「はい」
ロザリアのさりげない指図に店員は快く返事をし、アンジェリーク達に軽く
お辞儀をしてその場を離れた。
「お客様。そちらの者がお相手をしてもよろしいでしょうか?」
「はい」
特に断る理由もなく、アンジェリークは頷いた。

「あなたが…見立ててくれるんですか?」
「ご不満か?」
「あ、いえっ。ただ…男の方が接客するなんて…珍しいなって…。
 っていうか、私がこういうお店初めてだから知らないだけなのかも、ですけどっ」
他意はなかったが失言だったかもしれない、と慌てる少女の様子に
苦笑しながら彼は言った。
「深いことは気にすんな。俺が見立ててやるんだ。
 損はさせないぜ?」
店の雰囲気に似合わない砕けた口調にアンジェリークはどこかほっとして微笑んだ。
「じゃあ…お願いします」

深い青、夜の闇のような光沢のあるスマートなドレスをアンジェリークは眺めていた。
「それはあんた向きじゃないと思うがな。服に負けるぞ。
 もっと自分に似合うものがあるはずだ」
「………」
大人っぽいそれを自分に似合わないと解りつつ憧れの視線を送っていた
アンジェリークは何も言えず目で訴える。
(解ってるけど…でも)
でも、自分は背伸びしなければならない。
普段通りの自分ではなく、社の代表として父と出席しなければならない。
あまり子供っぽいものを選ぶわけにもいかない、と言う思いと
自分がまだそれに見合わないという現実に対する焦りがあった。
「確かにそうかもしれないけれど…」
きゅっと唇を噛んでちょっとの間黙ってしまった後、アンジェリークはふと小首を傾げて呟いた。
「なんだか店員さんらしくないですね…?
 そういうはっきりした言い方嫌いじゃないけれど…」
「くっ、これは失礼した」
アンジェリークの言葉に彼は面白そうに喉で笑った。
「どのようなものをお望みでしょうか? お嬢様」
恭しく伺う様子は正にこの高級ブティックに相応しく、心持ち背を屈めて礼をした際に
さらりと銀の髪が輝くのも、金と翡翠の瞳が楽しげに煌くのも溜め息ものだった。
見惚れてしまう。強引に惹きつけられる。
そして突然芝居がかったような彼に合わせるように
アンジェリークもくすりと笑ってどこかの貴婦人らしく答えた。
「じゃあ…私に似合うものを持ってきてくださるかしら?」

「了解。どこに着ていくものだ?」
またすぐに元の口調に戻った彼にアンジェリークも普段通りに話す。
きっとその方が良いと思ったのだ。
「あの…きっとここのお店の人なら知ってると思うけど、もうすぐここのパーティーがあるでしょう?
 それに呼ばれて…でも、私まだパーティーって行ったことなくて…」
ふわりと困り顔で微笑む。
「だから…主催者のドレス着てればとりあえず無難かなぁ、って単純な理由で
 ここに来ちゃった」
「本当に単純な理由だな」
「いいじゃない〜。そのおかげであなた達の売り上げ増えるんだから」
頬を膨らませる少女に彼はくっと笑う。
「確かにな…。 ちょっと待ってろ。
 お前に似合うドレスを持ってきてやる」
適当にその辺の服を見ていろ、と言い残して彼は姿を消した。

「不思議な人よね…」
素直なアンジェリークはその言葉通り、周りのドレスを見ながら呟いた。
店員のくせにお客に言いたい放題で、でもそれが事実でもあるだけそんなに気にならない。
すごく優雅な動作もこなすくせにあんなにぶっきらぼうな応対で。
それにとても惹きつけられる。目が離せない雰囲気を持っている。
「ああいう人って…店員さんとかじゃなくって…もっと、こう…」
「なんだ?」
「きゃあっ」
考えに没頭していたアンジェリークは突然声をかけられ悲鳴を上げた。
「どうした?」
「あ、なんでもない…です」
彼はそうか?と肩を竦めた後に1着のドレスを差し出した。
まるで姫に贈り物を献上する騎士のように。
「どうぞ。お嬢様。
 この店にあるもので一番貴女に相応しいドレスを選ばせていただきました」
「え、あ…」
本気で見惚れてしまって、伏せられた瞳が上げられて視線が合った時
どぎまぎしてしまった。言葉が出てこない。
「あ、ありがとう…。その…あ、そだ。試着しても良い?」
「もちろん」

再びあっさりと元の彼に戻って試着室に案内する。
その辺の店にあるようなカーテンを引くだけの箱ではなく、ドア付きのきちんとした小さな部屋。
入る時に靴を脱ぎ、すぐそこから毛足の長い白い絨毯が続いている。
壁には大きな鏡。横には荷物置き代わりの瀟洒なテーブルと深紅のベルベット張りのソファ。
絵も掛けてあり、その背景となる壁紙も品のあるものだった。
「うわ〜。可愛いv」
趣味の良い小部屋にアンジェリークは歓声を上げる。
「着替えるだけなのにこんなに素敵な部屋使うんだ」
アンジェリークのはしゃぎようを面白そうに眺めながら彼は頷いた。
「客を喜ばすのが俺達の仕事だからな」
売るだけが仕事じゃない。そう言い切る彼になるほど、と頷く。
「着替え終わったら知らせろ。すぐに脱ぐなよ?」
アンジェリークは不思議に思ったが、これにも頷いた。


彼が選んでくれたのは春の花のような可愛いピンク色のふわふわとした短めのフレアドレス。
先程見ていたドレスとは色もシルエットも対照的である。
「これが私に似合うドレス…?」
すでにはっきりと言われたこともあり、残念だとは思わなかった。
「可愛いv」
望んでいた大人っぽいものとは違うけれど、自分の好きなタイプの服なのは事実である。
一目で気に入った。
「素直が一番ってことかな」
くすりと笑ってそのドレスを手に取る。
「それに…あの人が選んでくれたものだしね」

「あの…着替え終わったけれど…」
アンジェリークがドアを開けると彼が四角い箱をいくつか抱えて入ってきた。
「ふ…ん。やっぱりな」
ドレス姿のアンジェリークを眺め、口の端を上げる。
「?」
「俺の目に狂いはなかったってことだ」
「?」
きょとんと見上げる少女にはっきりと言ってやる。
「似合ってるぜ」
「………っ」
はっきりすぎる言葉にアンジェリークは一瞬で真っ赤になった。
「あ、ありがとう…」
(お店の人が褒めるのは当たり前じゃないっ…)
別に特別なことじゃない。
どこでも言われる決まり文句なはず。
なのに…彼に言われるとどきどきしてしまう。
アンジェリークは必死に心拍数を元に戻そうと言い聞かせた。

「あなたが…素敵なドレス探してくれたから…」
はにかんで彼を見上げ、これに決めると告げる。
「他のドレスは見なくてもいいのか?」
「うん。これ気に入ったし、あなたはこれがここで一番私に合ってるって言ってたし。
 信じるわ」
「そうか。まぁ、他のがいいって言ってもこっちを勧めるつもりだったがな」
「もぅ、強引なんだから…」
「どうせ買うなら一番似合うのを着ろよ」
背伸びする必要はない。
当たり前のことを当たり前のように言ってくれる彼に
アンジェリークは好感を覚えながら頷いた。

「その箱は?」
「ああ、これか?」
彼は部屋にあったテーブルに乗せたそれらを次々と開ける。
「わぁ…」
アンジェリークは瞳をきらきらさせて取り出される品々を見つめる。
「合いそうなやつ、一揃え持ってきた。
 ついでに試してみろよ?」
「商売上手なんだから」
くすくすと笑いながらアンジェリークが冗談めかして言うと意外な返事が返ってきた。
「別にそういうつもりじゃねぇよ。
 俺が見てみたいと思っただけだ」
「え?」
深読みしようと思えばできる言葉にアンジェリークは顔を上げた。
「ドレスだけ着てもあんまり当日の感じがつかめないだろ」
アクセサリーやメイク。靴や小物一式を揃えてやっとパーティーの装いである。
「あ…そうか」
疑問が解消されて、それと同時に一瞬だけ感じた甘い期待も溶けていく。


「胸元は割りと開いてるから目立つネックレスか…チョーカーでもいいな」
「あ、そのリボンみたいなチョーカーが可愛いな」
「当日髪はどうする?」
「まだ決めてないんだけど…やっぱり上げた方がいいよね」
「だったらイヤリングはこっちのピンクパールか…」
てきぱきとした彼の質問とアドバイスを聞きながら当日のコーディネートが決まっていく。
「どうせならメイクもしておくか」
「ええっ」
さっと取り出されたメイク道具と突然顎を持ち上げられた驚きでアンジェリークは硬直する。
「なんだよ?」
「メイク…できるの?」
速くなる動悸を悟られないように頑張りながら問いかける。
「当たり前だろ?」
「当たり前って…」
何基準で当たり前なんだろう…と思い、彼基準で当たり前なんだろうな、と勝手に納得した。
今まで話して気付いたが確かに彼はなんでもこなせるのだ。
ドレス選びも小物のコーディネートも。
「すごいね…」
そう呟いて、後は彼に任せた。


「目、開けていいぜ」
彼の合図でアンジェリークは鏡の中の自分と対面する。
それきり言葉が出てこない。
最初は、可愛いけれどその分少し幼いドレスだと思っていた。
なのに…小物を揃えて、髪をきちんと結い上げてメイクをするとそんなことはない。
我ながらずいぶんと印象が変わると思った。
「ありがとう。これなら自信持ってパーティーに乗り込めるわ」
ぱっと輝くような笑みを浮かべるアンジェリークに彼は苦笑しながら頷いた。
「気に入ってもらえて何よりだ。
 しかし…乗り込むとは物騒なやつだな」
「気持ち的にはそうだったのよ」
アンジェリークは拗ねたように頬を膨らませた。
突然のこういった世界へのデビュー。
由緒正しき血だとか、先祖代々守ってきた家だとか…。
まるっきり持たない自分がそういう人達の中に入っていけるのか。
ただでさえ伝統大事な人々は自分達のような時代の流れで勝ちあがった者を
あからさまに成り上がり者扱いすると聞いた。
「負けるもんかって気合入ってたのよ」
「くっ…そうかよ」
小さな拳を握りしめる少女の様子に肩を震わせて笑ってしまう。
「な、なにもそこまで笑わなくてもいいじゃない〜」

頬を染めて抗議する少女に彼は笑いながら言った。
「くっ…悪ぃ悪ぃ。最後にこれ、合わせてみろよ」
座れ、と促されて深紅のソファーに座る。
ピンク色のドレスと合ってなかなか綺麗だな、と思いながら見ていたらふいに
足を軽く上げられアンジェリークは短く悲鳴を上げた。
「きゃっ」
気付けば目の前に彼が跪いている。
裸足だった自分に靴を履かせてくれているのだと気付いてからも落ち着かない。
白いちょっとヒールが高めのシンプルな靴。
だけど…。
(ガラスの靴みたい)
靴が、ではなくこの雰囲気が。
(やだ、私、なに考えて…これは接客のひとつだってば…)
ふるふると頭を振って冷静になろうとする。
なのに心臓はそれに逆らってくれて困る。
「さぁ、シンデレラ。お手をどうぞ?」
「え?」
びくっとアンジェリークは身体を竦めた。
「どうした?」
「あ、なんでもないの…」
自分の考えが見透かされてるのではないかと一瞬焦った。
なんとか取り繕って差し出された彼の手を取る。
ぴしりとしたスーツを着た彼の横に立っている自分を鏡に見てちょっとほっとする。
これだけ素敵な人の隣にいても多分…それなりに…さまになる。
負けてない…はずよね?と半信半疑で鏡を見つめる。
「これで完成だ。とりあえず見られる形になったんじゃないか?」
口調はこんなものだったけれど、鏡越しにあった金と翡翠の瞳が安心しろと
言っていたからふわりと笑えた。
「ありがとう」


結局必要なものだし、自分も気に入ったしと言うことでアンジェリークは一式買うことにした。
元の服に着替えて、会計を済ませて…楽しかった時間が終わる。
「あの…本当に今日はありがとうございました」
荷物を持って店の出口まで送ってくれた彼にアンジェリークはぺこりとお辞儀をした。
「これで安心してパーティーに行けるし、とっても楽しかった」
「それは光栄だな」
本当に楽しかったから…別れるのが寂しい。
あくまで接客なのは分かっているから、甘い期待は出来ないけれど…。
また会いたいのは事実。
「私、まだっ…ドレスもフォーマルな服も必要になると思うの。
 だから…また、来ていい?」
普段の自分ならとても出来ないが勇気を出して聞いてみる。
お客様相手の商売なのだから多分冷たいあしらいはないだろうと
分かってたからかもしれない。
しかし、その答えは予想外のものだった。

彼は長い前髪をかきあげながら、一瞬考えるように空を見つめた。
「あー、悪ぃが…」
「ダメ…?」
そういう切り出しならば、先もなんとなく分かる。
アンジェリークは言われる前にしゅんと項垂れた。
「早とちりすんなって」
ぽんと栗色の頭に手を乗せられ、涙ぐんでいたアンジェリークは顔を上げた。
そしてアンジェリークの目の前で彼は買った袋の中に一緒に入れた
このブランドのカタログを取り出した。
「手元にメモねぇし、名刺も持ってないんでな」
こんなところで悪いが…とその表紙にペンで携帯番号を書いた。
「え?」
「俺はいつもここにいるわけじゃないんでな。
 買い物をする2、3日前にでも教えてくれ」
「え、え?」
「そしたらまた見立ててやる」
「…いいの?」
「ああ」
「ありがとう!」
本当に嬉しそうに笑う少女に彼も笑みを返す。
「アリオスっていうのね…」
表紙に書かれた携帯番号と添えられた名前を見て、まだ名前も
聞いていなかったことに気付いた。
「私は…」
「アンジェリーク、だろ」
先に名前を呼ばれてどきりとする。
なぜ知っているかという驚きよりも、彼に名を呼ばれた嬉しさに。
「ど…して…」
「さっき、サインしてただろ」
「ああ、カードの…」
驚くほどのことじゃないよね、と誤魔化し笑いをする。

「え…アリオス?」
店を出た彼がそのまま店の前に止まっていたタクシーに大荷物を
積み込んでいくのを見てアンジェリークは声を掛ける。
「タクシー呼んどいたぜ。この荷物で帰るのはキツいだろ?」
「あ、ありがとう…」
「じゃあな、連絡待ってるぜ」
「うん…。その時はよろしくお願いします」



アンジェリークを見送ってアリオスが店内に戻るとロザリアが待ち構えていた。
「随分と長い接客ですこと…」
「まぁ、たまにはいいだろ」
「貴方は接客なんてろくにしないのに…」
どういった風の吹き回しか知らないが面倒は起こしてくれるな、とその瞳が物語っている。
「勤務時間外で会うなら問題ねぇだろ」
ロザリアの訴えなど少しも気にする気配はなくアリオスは口の端を上げた。
「しかし…」
「化けるもんだな…予想外だった」
「え?」
アリオスの呟きにロザリアはお説教を止めて首を傾げた。
「なんでもねぇよ。さて、仕事に戻るとするか」
「…そうしてください」


最初は興味本位だった。
どのような理由でか1人でここに来る少女が心細そうで少々気にかかって…。
見ているうちに磨けば光ると気付いて、色々と面倒を見てやった。
せいぜい1〜2時間。
それだけしか一緒にいなかったのに…それだけしかいなかったからこそか…。
離れがたいと思ったのはアンジェリークだけではなかった。
惹かれてまた会いたいと思ったのはアリオスも同じである。
だから実は少女に先手を打たれて少々悔しくもあった。
「次を楽しみにしてろよ? アンジェリーク」
アリオスはふっと微笑んだ。
静かな宣戦布告にアンジェリークはまだ気付いていなかった。


                                       〜 to be continued〜





アリオスお誕生日創作、毎年サイトと同人誌で
書いてればネタにも困りますねぇ(苦笑)
それでも考えればどんどん出てくるから不思議です。
ギリギリまでアリオスにするか
レヴィアスにするか迷ってました。
しかし、今回まだ誕生日のたの字も出てこない…(苦笑)
新しい設定の2人だと私は背後関係とかも絡めて
書いてしまうので短くまとめられなくて…。



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