Reincarnation
後日、アンジェリークとアリオスのことに協力的だったレイチェルが 実際に彼と対面し、あまりに飄々とした、アンジェリークは俺のもの、と 言わんばかりのアリオスの態度と行動のために 彼女を挟んで敵対関係になってしまうのだが…。 「アリオスー!女王陛下はお仕事で忙しいの! アナタの相手してる暇なんてないんだからね」 「ハッ、こいつの場合、忙しいのはトロいからだろ? そういや今日は苦手な書類整理だったな…。 よし、アンジェリーク。俺が手伝ってやるから さっさと終わらせて出かけよーぜ」 「アンジェの手伝いは私の仕事だよ! アナタは自分のやってなよ」 「もう終わったんだよ」 アンジェリークはアリオスに抱きしめられながら、 口ゲンカをしている2人をきょときょとと見比べている。 そして… 「じゃあ3人でやりましょ。きっと早く終わるわ。 そしたらみんなでお散歩行こう?」 ケンカの原因が自分だということに気付かない平和な女王陛下は、 このようににっこり笑って、2人の闘争心を失くさせるのだ。
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あとがき
私の初の同人誌です。 そっちはコミックですが。 ただせっかくこういうサイト作ったわけだし、 文字でも表現してみたいなぁ、と思いまして。 でも、わざわざお金を出して買って頂いた方がいるのに、 同じものをのっけるのは失礼だよなぁ、とも考えて…。 『本のストーリー+α』という結論に至りました。 これで、本を買って頂いた方も一粒で二度おいしい、と(笑) (余計まずくなってたらどうしましょう…) 私のアリコレの中にはいくつものEDがありまして… |