「鳩笛」横浜市港北下田町の老人会「明治会」の発行。故湊道夫氏が6年前から手がけ、現在18号を数える。毎回凡そ130部、内容は随筆、俳句、和歌、旅の紀行文など様々、製本は和とじの凝った作りだ。
 私達の生活記録とでもいうべきもの、ストレス解消にも役立つが、第一張り合いがある。手紙を書くことさえおっくうがっていた筆不精のお婆ちゃんが、自分の書いたものが印刷されたのを見て、自分を再発見、よく勉強しようという気持ちが起こって、若返りの薬にもなる。着色製本は会員が手分けしてやっている。
                        (昭和51年7月28日発行 神奈川新聞より)

早  春

井野崎 英子 さん 第21号(昭和52年)

今日この頃

石堂 博一 さん 第22号(昭和52年)

古代の遺産を守った人達

渋谷 勝次 さん 第23号(昭和52年)

「岡本かの子」文学碑

野村 禎一郎 さん 第24号(昭和53年)

巣 立 ち

秋山 栄 さん 第25号(昭和53年)
創刊号
第8号
第12号
第20号
創刊号から第15号までの作品
四十周年を祝して 会長・藤村昇さん 40周年 (平成17年)
思 い 出 市川 婦志 さん 創刊号 (昭和45年)
石渡 辰治 さん 第 2号 (昭和46年)
思 い 出 田辺 源三 さん 第 3号 (昭和46年)
八ミリカメラ 中山 千代 さん 第 4号 (昭和46年)
冬  蜂 田川 みさ さん 第 5号 (昭和47年)
こうりょうさにげんけさ 片野 信作 さん 第 6号 (昭和47年)
その時の気持は 石丸  巍 さん 第 7号 (昭和47年)
梅 の 木 鈴木 波な さん 第 8号 (昭和48年)
なぞ なぞ 川村 仁子 さん 第 9号 (昭和48年)
イナゴとり 小幡 クニ さん 第10号 (昭和48年)
夕食前のひととき 村井 たみ さん 第11号 (昭和49年)
ある晩の出来事 宮坂 里ゑ さん 第12号 (昭和49年)
編 集 後 記 編集部員 第13号 (昭和49年)
多 摩 川 渋谷 アキ さん 第14号 (昭和50年)
残り少ない年だから 湊 道夫 さん 第15号 (昭和50年)
大震災の思い出 内藤 千津子 さん 第16号(昭和50年)
随  想 佐伯 文美乃 さん 第17号(昭和51年)
現  代 中山 千代 さん 第18号(昭和51年)
原爆被爆者を忍んで 菅 時子 さん 第19号(昭和51年)

故  郷

徳永 シゲノ さん 第20号(昭和51年)